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2008年2月 6日 (水)

国会は、「医師不足」で熱い

 きょうは寒かったですネ。節分も過ぎて、4日が立春だったのに、寒いこと。

2008_02060086

 わたしは、その寒さのなか長久手まで写真を撮りに行きました。かなり前から、カワセミを撮りたいと思っていたんですが、ヤット撮れました。ラッキー。でもネー、寒かった。ホント。

 外は真冬の寒さですが、テレビでやっている国会を観ると、各党が「医師不足」を取り上げています。野党の、民主党、共産党、社民党、は、まアー、それぞれの立場から、真剣に政府を追及していました。

 不思議なのは、与党の公明党まで「救急医療で医師が足りない」と、政府にお尋ねしているんですヨ。わたしが不思議というのは、公明党は連立与党ですから、さらにチョット前には厚生労働大臣を出していたんですヨ。まアー、悪政を正す側にたつのは、イイことですけどネ。「医師不足」「医療崩壊」の是正に力を出して下さい。

 「医師不足」「医療崩壊」が、国会でこれだけ取り上げられ、もはや「偏在」という屁理屈はなり立たないのではないでしょうか。政府も、各地からの、全国津々浦々での「医師不足」の現実を否定することはできないでしょう。

 勤務医が、労働基準法で定める「1週40時間、1日8時間」を軽く超える「1週63時間」もの労働をしていること。しかも、その多くが、「当直」という名の下で労働時間にカウントされない深夜・長時間労働を行っているという、労基法を無視しているのか、あるいは無知なのか、違法状態におかれているのです。この直接の責任は、使用者である病院にあります。しかし、行政官庁としての責任も、厚生労働省には問われるところです。

 いまこそ、全国の医師、とりわけ勤務医は、病院労働の現実を世に明らかにしてほしいものです。せっかく国会のなかが「医師不足」「医療崩壊」の問題で熱くなっているんです。

 春は、労働者が要求の実現にむけて一斉に行動する春闘の時季です。医師も、「週40時間労働」「夜勤勤務に賃金と割増賃金をはらえ」など、待遇改善に立ち上がるときではないでしょうか。頑張れ!!

  ゆうたろう

 

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コメント

http://www.m3.com/tools/IryoIshin/080121_1.html

奈良医大の時間外に関する訴訟について、原告医師側の弁護士さんのインタビューです。

ssd's Diary
http://ssd.dyndns.info/Diary/
神戸市関連3病院で、「宿直」を廃止し「勤務時間」に変更 翌朝から休暇取得可能なシフトにしたらどうなったかの顛末が載ってます。

ぜひ、ご感想を伺いたいものです。

勤務医 開業つれづれ日記というブログを紹介しましょう。
http://ameblo.jp/med/

ところで、ブログ主さんは、守山市民病院に対して住民はどんな協力をするのか、出来るのか、については触れられていませんね。

住民はお願いするばっかで、市民病院に対して協力をする意志はないのですか?

>いまこそ、全国の医師、とりわけ勤務医は、病院労働の現実を世に明らかにしてほしいものです。

すでに至るところで医師が発言し、明らかになっていますが…何か? 
国・厚労省・国民が無視していただけですけど…

ですので、勤務医達は「何言っても無駄だ」「物言えば唇寒し」と、ここ数年病院から黙って逃散していますがご存じありませんでしたか?

この4月には、かなりの病院から医師達が逃散するでしょう。地域によっては、地域医療体制が崩壊するはずです。守山市民病院ではどうでしょうね?

座位の夢想
http://zainomusou.blogspot.com/
こういう動きはあります。

ところで、守山市民病院のHPからは、麻酔科医がいるように私には見えませんでしたが、麻酔科医はいるのでしょうか?いるとしたら何人?

なぜ麻酔科医のことを尋ねるかというと、麻酔科医がいなければ高度医療は行えないからです。
今勤務医達は、訴訟のリスクが高い外科系の高度医療は避けているのですよねぇ……

まっ、アホな原告患者家族が多すぎるので、トンでも裁判と判例が目白押しですから、判例に沿って医療を行うと、過剰検査と受け入れ不可能が目白押しになるんですから、国民にとって見れば自業自得なんですけれども。

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本棚

  • 井上ひさし: 『ボローニャ紀行』
     イタリアのボローニャ市は、職人の町で精密機械は世界的な評価をえている。町作りも、市民が討論し組合を立ち上げ、行政が支援している。レジスタンスも勉強になった。ボローニャ大学は、医学の歴史でも、なかなかおもしろい。
  • 堤未果:: 『ルポ 貧困大国アメリカ』
     米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇し、その後ジャーナリストとなった経歴の著者が見て、聞いて、そして書いた大国アメリカの底辺の実態。日本の政府と経済界が押しすすめるグローバリゼイションと、新自由主義の行き着くであろう世界です。(岩波新書)  
  • 南木佳土: 『信州に上医あり―若月俊一と佐久病院―』 ・
     信州(長野県)に佐久病院というのがある。農村である。封建的だった。そこへ「アカ」といわれる若い医師が東京から着任した。  「予防は治療に勝る」と、出張診療をするなど、地域に医療をコツコツと築いた。  「医療」とか「地域医療」を考えるのに、一度は目を通したい本である。
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