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2008年8月25日 (月)

守山区の絶滅危惧種 野田農場とイチョウウキゴケ(8回)

 猛暑も、この数日の雨で、一段落ついたようです。残暑は、まだ残るそうですヨ。

 わたしは、ここしばらく、近所の田んぼや、長久手の田んぼを見て回っているのですが、イチョウウキゴケを見つけることができません。「絶滅……」という言葉が、重くのしかかります。 2008_08020061ct

 今月の初めに、志段味の野田さんのところで写真を撮って以来、全く見ていないのです。そのとき野田さんは、「雨がたくさん降ったので流れてしまったのだろうか?」と、心配していました。どこまで流されたんでしょう? 2008_07070011

 浮き草は、田んぼ一面にあるのですヨ。イネの根本が見えないほど、ビッシリ水面を埋めているところもありました。カエルが、隠れん坊して遊んでいました。しかし、イチョウウキゴケは、一つも見あたらないのです。どなたか、見かけたら、お知らせ下さるとありがたいのですが。2008_08170136

 田んぼは、いま、イネの花が咲いているものや、穂が実りつつあるものなど成長しています。豊作になるといいですネ――と、素人のわたしは単純に考えるのですが、農業で生計を立てている人には「そんなに単純ではない」と言われそうです。「減反」やアメリカなどからの輸入米など、政治が、農家の人に言わせると自民党の農政は「ノー政」で、「日本の農業をつぶしている」とのことです。

 イチョウウキゴケは、環境省と愛知県のレッドデータブックでは、「絶滅危惧種」とされています。その保護が必要とされているところです。ところが、名古屋市には、「レッドデータブック」が一般向けには作られていないようです。「ええッ~!」って、驚きました。COP10の開催地に立候補したんですヨ、名古屋市は。そして、COP10の開催地に選ばれたんです。その2010年は、「国際生物多様性年」なんですッて。

 それからネ、ことしは国際ジャガイモ年だそうナ。2008_08240153ct

 どういうこと! 国際生物多様性年の2010年にCOP10という生物多様性を国際的に論議し、保護しようという会議を開催する都市なのに、絶滅危惧種のイチョウウキゴケをはじめとする、「保護すべき動植物の一覧表」さえ名古屋市には市民向けに作られていないとは? 事業者用には、あるんですヨ。

 愛知県には、愛知県版レッドデータブックがあります。しかし、わたしは、京都府のレッドデータブックをみて、「これはすごい」とうなってしまいました。一度、いろいろと見て下さい。

京都府のレッドデータブック:http://www9.pref.kyoto.lg.jp/kankyo/rdb/index.html

愛知県のレッドデータブック:http://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/yasei/rdb/index.html 

 愛知県や名古屋市が、遅れているとは断言できません。ただ、もっと進んだ自治体がアチコチにあるんですよ~~。日本は先進国のなかでは遅れているので、名古屋市が世界の先進都市と比べると情けないのです。

 環境問題で、地球の温暖化でも、生物の多様性でも、先進国に追いつきたいですネ。2008_08240206

 自然の豊かだった日本は、いまいずこ。

 近所の八竜湿地では、ショウジョウトンボやツクツクボウシが夏の終わりを告げていました。

   ゆうたろう

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コメント

貴重な情報をありがとうございました。イチョウウキゴケも実物が見てみたいです。そして、野田農場のキツネもどうなったのか心配です。松河戸産廃で検索してこのブログに来ましたが、内容が豊富なのに驚きました。これから、少しずつ寄せていただきます。

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     イタリアのボローニャ市は、職人の町で精密機械は世界的な評価をえている。町作りも、市民が討論し組合を立ち上げ、行政が支援している。レジスタンスも勉強になった。ボローニャ大学は、医学の歴史でも、なかなかおもしろい。
  • 堤未果:: 『ルポ 貧困大国アメリカ』
     米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇し、その後ジャーナリストとなった経歴の著者が見て、聞いて、そして書いた大国アメリカの底辺の実態。日本の政府と経済界が押しすすめるグローバリゼイションと、新自由主義の行き着くであろう世界です。(岩波新書)  
  • 南木佳土: 『信州に上医あり―若月俊一と佐久病院―』 ・
     信州(長野県)に佐久病院というのがある。農村である。封建的だった。そこへ「アカ」といわれる若い医師が東京から着任した。  「予防は治療に勝る」と、出張診療をするなど、地域に医療をコツコツと築いた。  「医療」とか「地域医療」を考えるのに、一度は目を通したい本である。
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