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2008年11月21日 (金)

喫茶店で「守山市民病院は交通が不便…」と

 わたしはコーヒーが好きで、よく喫茶店へ行きます。

 先日のこと、わたしが本を読んでいたら、少し離れた席で中年の女性同士が「守……科がやっていない……不便だ……」と会話が耳に入り、どうも守山市民病院のことのようで、気になって立ち聞き、いや「座り聞き」をしてしまいました。2008_11090252

 「守山市民病院の産科で出産ができなくなったでしょ。今まで診てもらっていたんだけど……」「よその病院を紹介してくれるって言うけど」「東もいいけど、先生が……行ったので……」「でも、守山って交通の便が悪いでしょ」「そうなのよ、東へ行くにしたって乗り換えがあるし不便なの」「日赤は……」「城北へはどうやっていくの」「えーとネ…」「不便よね」「そうなのよ」「元どおりにして欲しい」「……科はどうなの」「守山区って10万人以上いるのよ」「でも総合病院がなくなるの」「……」など。女性の話は長~いですネ。まだ続くようですが、これにて。

 席が離れていたので正確には聞き取れませんでしたが、守山市民病院の分娩の廃止や縮小は多くの区民に受診の不安を広めているようです。

 エッ、本はどうしていたのかって? もちろん、本は読んでいました。「二兎を追う者は一兎をも得ず」で、両方とも半端になりましたがネ。でも、意外なところで市民病院の縮小への声を聞くことができました。これって、盗み聞きですよね。ゴメンなさい。

 守山区の人口の半分は、女性ですよね。分娩や出産のことが女性の話題になるのは当たり前です。妊婦が救急車で病院をたらい回しされるニュースが多いなかで、東京の墨東病院のように大都会での出来事は人ごとではありません。名古屋市の周産期医療でも2次救急が減ったために3次救急へ運ばれ、本来の機能が果たせないという状況もあると言われています。2次救急を減らさないことが求められています。

 交通の便も、非常に不便です。名古屋市の中心部などへ行こうとすると、必ず乗り換えが必要です。区外の病院へ行くのにも、乗り換えしなくてはなりません。通院する人には、かなりの無理を強いることになります。

 守山区には、いま16万人が住んでいます。吉根地区の区画整理で人口は増えるでしょう。志段味も区画整理がすすめられています。道路は造られるかも知れませんが、病院を減らしてもいいのですか。

    ゆうたろう

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  • 井上ひさし: 『ボローニャ紀行』
     イタリアのボローニャ市は、職人の町で精密機械は世界的な評価をえている。町作りも、市民が討論し組合を立ち上げ、行政が支援している。レジスタンスも勉強になった。ボローニャ大学は、医学の歴史でも、なかなかおもしろい。
  • 堤未果:: 『ルポ 貧困大国アメリカ』
     米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇し、その後ジャーナリストとなった経歴の著者が見て、聞いて、そして書いた大国アメリカの底辺の実態。日本の政府と経済界が押しすすめるグローバリゼイションと、新自由主義の行き着くであろう世界です。(岩波新書)  
  • 南木佳土: 『信州に上医あり―若月俊一と佐久病院―』 ・
     信州(長野県)に佐久病院というのがある。農村である。封建的だった。そこへ「アカ」といわれる若い医師が東京から着任した。  「予防は治療に勝る」と、出張診療をするなど、地域に医療をコツコツと築いた。  「医療」とか「地域医療」を考えるのに、一度は目を通したい本である。
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